とても好き
パワーのある時代だったからかも知れないけど、60年?70年代のアラーキーの写真はもの凄くエネルギッシュです。最近の高彩度と高コントラストだけで誤魔化してかっこよく見せている写真家とは違います。ケミカルな作風の中に猥雑さがいい感じに表現されています。とても好きな写真集です。
不幸はいやだぜ
写真はとても優秀なメディアだ。 写真集というメディアも現存するすべてのメディアの中でも 最高かもしれない。 この前横浜美術館での中平卓馬展を見てそう思った。展示されていた写真のほとんどはすでに見ているものがほとんどだったけど彼をとりまく人間関係を感じることができたのが良かった点だったが変わりやすいものを止めようとする点が写真の唯一の欠陥だ、 というのが自分の写真論です。
時すでに遅し・・それでも其処にいづみが居た。
表紙を見た瞬間、即座に脳がやられた。 そこには妖艶な裸体で薄ら笑いを浮かべている「鈴木いづみ」が待っていた。 今回の写真集では、エキセントリックで甘美な芸術的エロスを撮らせたら右にでる者がいない、 あのアラーキーこと、荒木経惟と初めて出会った1970年から1973年まで4年間のコラボレーション写真集である。 まさに鈴木いづみの集大成であり、幻の作品であることは言うまでもない。 中身はコアなファンでもない一般の人がご覧になっても 彼女の計り知れない雰囲気とレトロ感に即座に誘惑され、虜になるだろう。 最後に、帯に書かれた「あんたもつめたい男ね」が最高の〆言葉だ。
文遊社
鈴木いづみ 1949‐1986 いづみ語録 鈴木いづみプレミアム・コレクション 鈴木いづみコレクション〈5〉 エッセイ集(1) いつだってティータイム 鈴木いづみコレクション〈1〉 長編小説 ハートに火をつけて! だれが消す
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