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エフゲニー・ムラヴィンスキー (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]
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![エフゲニー・ムラヴィンスキー (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21DCJ2W7XNL._SL160_.jpg)
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| ジャンル: | ミュージック クラシックDVD 洋楽 音楽
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| 収録曲: | Soviet Conductor,Russian Aristocrat(ロシアの貴族), ウェーバー:オベロン序曲, チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ, チャイコフスキー:交響曲第4番 【ボーナス・トラック】,
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| 人気ランキング: | 102613 位
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| 参考価格: | ¥ 3,671 (消費税込)
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独裁的な個性で知られ。いまも伝説的な人気を誇る旧ソ連の大指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903−1988)の素顔をうかがわせる貴重な映像集。いまも巨匠を慕うレニングラード・フィル楽団員へのインタヴューと、過去の珍しい演奏記録の断片によるドキュメンタリーが前半。ムラヴィンスキーの熾烈なリハーサルは、現代のオーケストラでは考えられないほどの、非人間的なまでに緊密で完璧なアンサンブルを作り上げたことで知られる。そのエピソードに多く触れることができる。「5分でも遅刻すれば2週間の停職」(!)という鉄の規律のオーケストラでささやかれていたのは、「速すぎもせず遅すぎもせず、良くもなく悪くもなく、みんなと同じに」というモットーだったというのは驚きだ。「音楽は人間のものではない。神にささげるものだ」というのがムラヴィンスキーの信念であり、彼が最も恐れていたことは「音楽が快楽となること」だったという。そんなムラヴィンスキーは実はボリシェヴィキに追われた貴族出身でソ連政府に嫌悪感を強く抱いており、共産党員が優遇されていたオーケストラを厳しく叩き直していたという事実は興味深い。 ウェーバーの《オベロン》序曲(1978年)と、チャイコフスキーの《フランチェスカ・ダ・リミニ》序曲(1983年)のすさまじい演奏が収められたライヴ映像では、巨匠のユニークな指揮がよくわかる。両肩の幅から決して腕がはみださないほど小さく抑制され、目や眉の動きでオーケストラを完全にあやつる様子からは、有無を言わさぬ独裁者の凄みが伝わってくる。 余白には、いまも活躍する名指揮者ロジェストヴェンスキーが若かりし頃、同じレニングラード・フィルをひきいてロンドンに演奏旅行したときのチャイコフスキーの交響曲第4番(1971年)の熱演が収められている。客席にひしめく長髪のラフな服装の若者たちのロック・コンサートのような盛り上がりは、時代の熱気を感じさせる。(林田直樹)
或る指揮者の生涯−−ラスト・エンペラーとしてのムラヴィンスキー
ムラヴィンスキー(1903−1988)は、20世紀が生んだ最も偉大な指揮者の一人である。しかし、彼の生い立ちは、彼が、ソ連の指揮者であった事から、永い間、謎に包まれて居た。そのムラヴィンスキーが、実は、ペテルブルグの貴族の出身であり、そして、敬虔なロシア正教の信者であった事などは、ソ連崩壊以後、ようやく一般に知られる様に成った事柄である。−−このDVDは、ムラヴィンスキーの身近に居た人々の証言と、生前のムラヴィンスキーの映像によって、彼の生い立ちと人柄に迫ろうとしたドキュメンタリーである。それらの証言の中には、アレクサンドラ未亡人やザンデルリンク氏(指揮者)による、重要な証言が、幾つも含まれて居る。例えば、アレクサンドラ未亡人によって語られるムラヴィンスキー家の物語などは、まるで、「ゴルゴ13」のルーツ編の様である。又、ザンデルリンク氏が語る、ムラヴィンスキーの謙虚な人柄−−ムラヴィンスキーは、或る時、「私は、音楽家などでは全くないのだ」と言った事が有ると言ふ。−−についての逸話などは、実に感動的である。(このDVDを見て、私は、新藤兼人監督が、故溝口健二監督の人柄を、故人(溝口健二)を知る多くの関係者の証言によって浮び上がらせた記録映画「ある映画監督の生涯」を思ひ出した。)このドキュメンタリーを見て、強く感じた事は、貴族であったムラヴィンスキーが、ロシア革命によって一家の没落に直面し、人生を大きく変えられたものの、その革命後の「共産主義」体制によって、レニングラード・フィルを自分のオーケストラとしてはぐくむ事と成った皮肉である。このドキュメンタリーの製作者は、私と同様、ムラヴィンスキーの人生におけるこの皮肉を強く意識しており、それは、例えば、アレクサンドラ未亡人が、1917年の革命で彼の運命は変わった、と言った直後に、その1917年の革命を主題にしたショスタコーヴィチの交響曲第12番を演奏するムラヴィンスキーの姿を映し出す編集などに、良く現はれて居る。−−この場面などを見ると、私は、ムラヴィンスキーの人生が、「ラスト・エンペラー」のそれに重なって見えてしまふ。−−もちろん、ムラヴィンスキーの人生は、悲劇だけではなかった。彼には、このドキュメンタリーでは語られなかった幸福や喜びも有った。(日本との出会ひは、その一つであった。)このドキュメンタリーは、ムラヴィンスキーの人生を、そこまで十分には掘り下げては居ない。しかし、彼の生い立ちと人柄を知る上で、このDVDは、必見のドキュメンタリーである。ムラヴィンスキーに関心の有る無しを問はず、20世紀と言ふ世紀を想ふ全ての人にこのDVDを推薦する。(西岡昌紀・内科医)
EMIミュージック・ジャパン
エフゲニー・ムラヴィンスキーII [DVD] ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
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